ドッグフード選びで知っておきたい原材料

犬も人間と同じように虫歯になったり、歯周病になったりします。犬も出来れば歯磨きをしてデンタルケアが出来ればよいのですが、実際問題なかなかそういうわけにもいきません。子犬のうちからしっかりと歯みがきをする習慣を身につけることが出来れば良いのですが、少し大きくなってから飼い始めると歯磨きにかなり抵抗するため、デンタルケアが全く出来ないという場合もあるかもしれません。

三歳以上の犬の場合、なんと歯周病になっている割合はおよそ八割だと言われています。デンタルケアをしていないとわずか四日で歯に付いたプラークは固い歯垢になってしまうのです。歯垢が歯に溜まることで歯周病になり、歯が抜け落ちてしまう原因にもなります。

歯が抜け落ちてしまうと、食べ物を十分に咀嚼することが出来なくなってしまうため、犬の栄養状態にも大きな影響を与え、健康状態が悪くなってしまう場合もあります。

そこでお勧めなのが、デンタルケアが出来るドッグフードなのです。ドッグフードの形状が犬の歯の形にフィットするようにS字型などにカットされており、歯垢を除去する成分などが含まれています。通常のドッグフードと同じように、愛犬に与えればよいので、いつの間にか歯にこびりついた歯垢が取れていくのでデンタルケアが簡単に行うことが出来ます。仕上げに、歯みがき効果のあるガムやおもちゃも利用するとよいでしょう。

歯の歯石などを完全に取り去るためには、こうしたデンタルケアが出来るドッグフードなどを活用する以外にも、定期的に獣医に見せて、歯石をきちんと取り続けることも大切です。 大事な愛犬のためにドッグフード選びはしっかりしましょう。